◎ピカソ(1881~1973) その4
バラ色の時代が終わる頃(19071908)、ピカソは、アフリカ彫刻の影響を強く受けることになり、アフリカ彫刻の時代と呼ばれて います。
この頃生まれたのがピカソの代表作となる「アビニヨンの娘たち」(下図に示す)です。・・・・アビニヨンは、フランスの南東部の 都市でヴォクリーズ県の県庁所在地・・・・・
この「アビニヨンの娘たち」は、次のキュビスムの時代の端緒となったと言われています。
キュビスムの時代は、1908~1918の約10年間続きます。
キュビスムとは、
20世紀の初頭にピカソと他の画家ブラックによって創始された現代美術の大きな動向であり、それまでの具象絵画が一つの 視点に基づいて描かれていたのに対し、いろいろな角度から見た物の形を一つの画面に収めたものです。
(以上 フリー百科事典「ウィキペディア」より)
( 注 )
ピカソのみならず、その作風の変化は、区分された各時代による明確なものとは限らず、徐々に,また相前後しながらのもで、 同じ時代でも、作品にそのことが現れています。
以下に、これらの時代の作品の幾つかを紹介します。
アビニヨンの娘たち
①アビニヨンの娘たちの習作 ②両手を上げて
③湯浴みする女 ④女と梨
⑤テーブルのパンと果物鉢 ⑥闘牛フアン
⑦トランプをする人
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