浜松近郊の切手蒐集家が集う”日本郵趣協会・浜松支部” その活動と、会員たちの切手三昧な日々を・・・

ハワイ王国~ハワイ共和国切手

1894年ハワイ共和国紋章・ホノルルの風景
ハワイ王国~ハワイ共和国切手

  
枚数が少ないので、リーフ試作第一歩は、
「ハワイ王国~ハワイ共和国」から始めてみた。
25枚しかないので、なんか寂しい仕上がり・・
こんな場合にポストカードやエンタイヤがアクセントになるんだろうけど、
賑やかしに、フラダンスのお姉ちゃんのポストカードがあっても
良いんじゃないかなぁ~。

ハワイの郵便の歴史を紐解くと19世紀末の革命、アメリカ合衆国との併合、
様々な道を辿った小さな共和国・・・歴史のうねりの中にも
切手はちゃんと存在していて、くっきりと時代が刻み込まれている。

リーフ作製作業は、文献を読み深める時間ばかりが多くて、
               なかなか進まないけど・・・汗

ハワイ王国~ハワイ共和国切手
      1853年 よれよれのカメハメハ3世 5c


1851年に一番切手が発行されるが、当時は国内郵便は無料、
その後、切手はサンフランシスコ経由で諸外国宛に使われており、
サンフランシスコまでが5c、その後、米東部までの料金13cを前払いしていた。


そういえば、ヘップバーンの映画「シャレード」に出てくる
1851年発行の3cハワイ切手は、架空の切手だけど、
2c・5c・13cはちゃんと存在する。
でも・・2cの「宣教師切手」は、死ぬまでにお目にかかる機会があるかな。

この1853年 5cは、ヘゲ・ヒンジ跡・色あせ・折れはあるが(ありすぎ~)
コンディションの悪いのも仕方のないことかな、ちっちゃな160年前の紙片が、
ハワイ→ アメリカ→ どっか→ 世界を回りまわって→ りんどん
に辿り着いたのは、それだけで何だか、すごい事だと思っている。



ハワイ王国~ハワイ共和国切手

1893年にハワイ王国は、クーデターによって幕を閉じるが、1900年に合衆国が
正式にハワイ領有を宣言するまでの間は、それまで発行されていた王室の切手に
「暫定政府1893」と刻印を押した、この加刷切手が使われていた。

ハワイ王国~共和国の切手は、主に手紙を書くことができた白人の移住者たちが
利用したこともあり、未使用より、使用済みが少ないと知り、
雑に押された消印にも重みを感じている。

ハワイ王国~ハワイ共和国切手ハワイ王国~ハワイ共和国切手








この後に、アメリカ合衆国発行のハワイ関連切手を
あれこれ追加してみるのも面白そうだ。

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