戦前から旅への携帯用にと作られた切手帳ですが、
戦後最初に登場したのが、産業図案5円でした。
第1種書状の料金期間は「昭和23年7月23日~24年4月末日」
切手帳の発行が「昭和24年2月15日」でしたので、
第1種料金の実質使用期間は、2ヶ月半という事になります。
この期間内使用例は、上辺のマージンが狭いものの、作為的なカットではなく、
郵趣家の差し出したものではないと思われます。
こちらの私製葉書1枚貼は、
第2種葉書料金が5円に値上がりした後の使用で、某薬局が差し出した物です。
1枚貼の中には、適正・適応の使用例があり、
期間の短いものは、大変、入手が難しい為、出会ったときの喜びも大きいものです。
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